大分県耶馬溪町の土砂災害 土砂災害に備えて

追記  : 

今月11日に発生した中津市耶馬渓町の土砂崩れでは、住宅4棟が巻き込まれ、6人が安否不明となった。これまでに岩下義則さんと母親の愛子さん、橋本アヤ子さんと孫の江渕優さん、そして岩下アヤノさんの5人の死亡が確認されていた。

一方で、江渕めぐみさん(52)の安否が分かっておらず、捜索が続いていた。そして22日午後10時40分ごろ、江渕さんの自宅の近くで1人の遺体が見つかり、その後、江渕めぐみさんと確認された。死因は圧死だった。

この土砂崩れにより現場で安否不明となった6人全員の死亡が確認されたことになる。

引用;日テレnews24

出典;日テレnews24

自然災害の土砂崩れは、今回のようにあっという間に、多くの尊い人命を奪ってしまいます。

しかし、本当に自然災害だから仕方がないと済まさる事故なのでしょうか?

何か、どうにかして防げる対策があったのではないかと悔やまれます。

6名の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

大分県耶馬溪町の土砂災害


出典;朝日新聞デジタル

4月11日午前3時50分頃大分県中津市耶馬溪町金吉で住宅の裏山が幅約100m崩れ住宅3棟が土砂に埋まり、住民6人の安否の不明のニュースが流れました。

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安否不明の6人とは?

土砂災害にあった住民の氏名が公表されたのは災害が起こってから約5時間後の9時40分頃でした。

県によると、安否不明となっているのは次の方々(敬称略) 橋本アヤ子(86)▽江渕めぐみ(52)▽江渕優(21)▽岩下アヤノ(90)▽岩下義則(45)▽岩下愛子(76)。

引用;2018年4月11日朝日新聞デジタルより

安否不明となっているご親族をはじめ友人、知人の方々は心配で不安と無事を祈る気持ちとでご心労いかばかりかとお察し致します。

11時30分現在の状況では消防など重機を使っての捜索活動が行われていますが土砂の高さが約50~60mにもなっているので捜索が難航しそうだとの見解です。

安否不明の方々の一刻も早い救出と無事であることを切に願います。

時間経過に伴い・・・

捜索から約9時間後に岩下義則(45)が救出されましたが心肺停止状態で死亡が確認されたとの悲報がありました。

12日土砂崩壊の状況が詳細になり高さ100m、幅200mにも及んでいるとのことです。

午前11時現在、他5名の方はまだ救出されておらず安否が気遣されます。

時間の経過とともに希望が薄れますが何とか岩の隙間でも出来ていてと無事を祈る気持ちが募るばかりです。

土砂崩れの原因は?

日本の国土環境は、特に地方の山間部では斜頸が急な山が多く気象条件も台風や大雨が多いことから土砂災害が発生しやすい環境です。

しかし、今回の地域では土砂災害に至るほどの大雨や地震はなく地域住民の方々は土砂崩れの原因がわからずに不安に駆られているようです。

そこで一般的な土砂崩れの原因について調べてみました。

急傾斜地の崩壊の

1.山の斜面の斜頸が30度以上で高さが5m以上の区域

2.急傾斜地の上端から水平距離が10m以内の区域

3.急傾斜地の下端から急傾斜地の高さの2倍(50mを超える場合は50m)以内の区域

区域指定範囲解説(急傾斜)

引用;大分県

がけ崩れ

斜面の地表に近い部分が、雨水の浸透や地震等でゆるみ、突然、崩れ落ちる現象。崩れ落ちるまでの時間がごく短いため、人家の近くでは逃げ遅れも発生し、人命を奪うことが多い。

前兆 

  • がけにひび割れができる
  • 小石がパラパラと落ちてくる
  • がけから水が湧き出る
  • 湧き水が止まる・濁る
  • 地鳴りがする

引用;政府広報オンライン

土砂災害の前兆として、立地や近隣住民の話によると災害にあった方から数日前からこぶしほどの石が落ちてきたという情報があったことや他の住民による数日前から山からゴーッと音がしていたという話から上記2点があたります。

4月12日の報道では専門家の見解によると山の岩盤自体の風化によるもので亀裂が存在していたとのことでした。

そうなるとこの山に隣接する住民の方々はいつまた土砂崩れが起こるかわからないのでこの場所は特別警戒区域となり住居を構えることはできなくなるのではないかと予測されます。

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土砂災害の対策は?

自宅が災害避難地区であるかどうかの確認方法

・各市町村から発行されているハザードマップ

・都道府県のホームページの情報

・土石流危険渓流などの看板が付近に設置されていないか?

避難場所の確認と情報入手

・避難場所は各市町村から発行されているハザードマップや市報などで確認

台風や集中豪雨、地震など土砂災害につながる恐れのある時

・テレビやラジオのニュース

・天気予報や地震速報など

・携帯電話での無料アプリ機能で防災速報を登録

・地域の放送(市町村役場からの避難勧告)などに従い決められた避難場所へ

今回の土砂災害は地震や降水量が多かったわけではなく発生しているので、土砂崩れの前兆現象を安易に見過ごさずに日頃からすぐに行動に移せるように訓練をしておくことも重要だと思いました。

地域の防災活動と同じように訓練を行うことでとっさにに動ける行動力を養うことが自分や大切な人の身を守る行動につながると思います。

行政機関からの保証は?

今回の様な自然災害で土地や住宅をなくした方や居住場所を失った方への国や県・市などの行政機関からの保証はどのようになっているのか調べてみました。

国から

「被災者生活再建支援制度」

1.「基礎支援金」

 ・全壊や住宅解体、長期避難 100万円

 ・半壊や大規模補修      50万円

申請は災害発生日から13月(1年1か月)以内に市町村で行いましょう。

2.「加算支援金」

 ・住宅を新たに建築・購入  200万円

 ・住宅を補修        100万円

 ・公営住宅を除く賃貸     50万円

申請は災害発生日から37月(3年1か月)以内に市町村で行いましょう。

「災害援護資金」

災害によって市町村の人口の一定以上の住宅が消失し「災害救助法」が適用された被災世帯に対して再建に必要な資金の貸し出しのことです。

住居・家財・世帯主が負傷しての療養上必要な時に世帯人数によって所得制限あがありますが住居喪失は最高350万円まで借りられます。

(金利は最初の3年間は据え置き期間で0% その後3%で償還期間は10年間)

貸し付けは市町村が行います。

都道府県や市区町村から

「災害見舞金」1回2~5万円

自然災害で死亡した場合 最大500万円支給

行政機関からだけでの支援金だけでは再建資金として十分であるとは言えません。

日本の土地環境や気象状況などを考慮すると任意で自然災害時に保証される保険に加入されておくことも必要なのかもしれません。

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