小池都知事児童相談所の体制強化 虐待児を救うためには⁉

2018年6月8日、小池都知事が定例会見で、船戸結愛ちゃん当時5歳の虐待死事件を受け、「心揺さぶられる」として、児童相談所の体制強化の方針を打ち立てました。


出典;日テレnews24

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事件のまとめ

2018年3月、東京・目黒区 両親からの虐待で船戸結愛(ゆあ)ちゃん当時5歳が死亡

同じく3月 父親(継父)の雄大容疑者33歳は、虐待と保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕

同年6月8日 母親の優里容疑者25歳は、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕

一家は、2017年まで香川で暮らし、父親の虐待の疑いで結愛ちゃんは、児童相談所に

2016年12月と2017年3月の2回、香川県の児童相談所に保護された。

2017年に2度、雄大容疑者は結愛ちゃんへの傷害容疑で書類送検されていた。

2018年1月頃、東京へ転居し、結愛ちゃんは、ほとんど家から出ることなく軟禁状態だったとされる。

同じく1月下旬以降、両親は、結愛(ゆあ)ちゃんに十分な食事を与えなかった。

2018年2月下旬には、雄大被告からの暴力で極度に衰弱し、嘔吐(おうと)するなどあったが病院に連れて行かずに放置した疑い。

2018年3月2日、結愛ちゃんは、低栄養状態や免疫力低下で引き起こされた肺炎による敗血症により死亡。

虐待の数々

・真冬のベランダにはだしのまま放置。

・真冬に空の浴槽に入れて、水シャワーを掛けた。

・真冬に暖房器具を使用しない真っ暗な部屋に1人放置。

死後、結愛ちゃんの足に、重度の凍傷があったとされた。

・毎朝4時に起きて平仮名の練習。

・継父の雄大容疑者は、「太っているからモデル体形にする」と1日1食の食事制限

その結果、結愛ちゃんの死亡時の体重は12Kgだった。(同じ5歳児の平均体重は20kg)

・体や顔面を殴り重傷を負わせ、虐待の発覚を恐れ病院受診させず放置。

・実母の優里容疑者は、「自分の立場が危うくなることを恐れて見過ごした」としている。

行政の対応

虐待情報は、香川から東京の品川児童相談所に引き継がれていた。

香川児童相談所は、1月23日に転居先を知り、1月29日には「緊急性の高い案件」として品川児童相談所にケース移管した。

香川の担当者は、「すぐにでも本人に会って確認をしてほしい。指導措置は4日に解除になっているが、指導を積極的に続けてほしい」と伝え、数百ページあった2016年8月からの全記録を送付した。

しかし、今年の1月、雄大容疑者らに対して専門家の指導を義務づける「指導措置」の行政処分を解除していた。

品川児童相談所が2月9日に家庭を訪問したが、優里容疑者が拒否したため、結愛ちゃんには会えず。

品川児童相談所は、指導措置が解除されていたことなどから緊急性はないと判断、「両親との関係構築を優先するため」として、強制的に保護するなどの警察への通報措置は取らなかった。

通常、児童相談所は、「重大な事案」だと判断した場合は、警察へ通報する。

今回、その対応の在り方が問われています。

小池都知事・定例会見で児童相談所の体制強化の方針

6月8日、小池都知事は、上記の事件を受け、関係局に児童福祉司・児童心理司、そして保護所の職員などの人員不足を補い優先的に予算を投入し、24時間356日子どもの安全を確保するとしています。

また、法的対応力の強化・地域でのネットワークのさらなる強化・児童相談所と警察署の連携などの見直し・虐待の背景にある根本問題についてなど、体制強化をしていくとしています。

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どうすれば結愛ちゃんを救うことが出来たのでしょうか?

今回の事件は、両親から結愛ちゃんへの虐待を行った事実がありました。

香川県では、2度も一時保護をし、児童相談所が関与していたにもかかわらず、品川へ引っ越したということで、引継ぎの問題で、起きてしまった事件なのでしょうか?

品川児童相談所が、家庭訪問で結愛ちゃんに会うことが出来なかった時に、警察に通報していれば、結愛ちゃんは救えたのでしょうか?

関係局の人員不足を補う事は、必要なことだと思いますが、結愛ちゃんは、児童相談所に一時的に保護を2度もされていました。

しかし、その都度、親権者の親元へ戻され、虐待が繰り返されました。

その部分の対策を、虐待児の立場になって考え、しっかりとした体制強化を行って欲しいと切に願います。

結愛ちゃんにとっての安らぎの場所とは、どこにあったのでしょうか?

結愛ちゃんの、安らかなご冥福を、心よりお祈りいたします。

国内の虐待の統計と推移

平成27年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数

平成27年度中に、全国208か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は103,260件(速報値)で、過去最多。


引用;厚生労働省

右肩上がりに、年々増加している児童虐待相談件数ですが、その中でも、年間にして約100人もの子どもの命が奪われているそうです。

離婚率が増える一方で、再婚して、連れ子とうまく関係を築けない養父母が、子どもとの関係性に困り、虐待を行うケースもあるようです。

また、両親は、虐待を子どもの『しつけ』だと主張するケースが多いようです。

両親は、暴力を伴うしつけが、子どもの健やかな成長につながらないということを、認識することが必要だと思います。

ネットの反応

大学が保育科だったので虐待にあった子たちを保護する児童福祉司の方とかから話聞いたりすることが多かったけど正直想像よりずっと過酷な現場だと聞いて思った。

一日に何十件と通報があったり面会に行ったり保護したり相談者の話を聞いたり・・・
虐待死を減らそうと国は言ってるけど現状は人手が足りず手が回らない所がほとんどで子供や親の状況を見て危険度の高い子から保護。でもその順番も状況によってコロコロ変わり手遅れになることもある。通報が入って訪問してもすぐに子供と合わせてくれる方ばかりじゃなく何時間も何日も通ってやっと状況の確認ができる。引っ越しにより居場所が分からなくなることもある

児童相談所の人手不足は前から問題視されているが変わらずで
助けたい命があっても助けられないそれが一番悔しくて情けないと話してくれた方がいました。
話を聞かなきゃ分からなかった現実
早く改善されますように

引用;yahooニュース

児童相談所は万能では無い。
警察も万能では無い。

この子の置かれた状況を考えるとやりきれない思いはあります。

でも、日本の親権の強さは恐ろしいんです。
親が子供を虐待なんて想定してない。
法的にも、尊属殺人は重罪ですが、卑属殺人は、ま、しょうがないレベル。
この基本設定、養子縁組制度、児童相談所の権限強化、etc。
そもそも昔は生まれた時例えば障害児は死産とされましたよ。
可能性だけど、女の子だったから死産、とかもあったはず。

で、今はその想定されない死までに繋がる虐待多い、と。
そう言う議論しようよ。

での、万一この子がこの親元で育って18になった時に、世間なんてどうでもいいし的な発想で犯罪犯したら皆非難するでしょ。

そんな簡単な話じゃ無いよなぁ。
引用;yahooニュース

対策より原因究明が先だと思う。なぜ虐待から幼い命を救えなかったのか。対応のどこに問題があったのか。ただ高い税金で職員を増やすことが体制強化にはならないと思う。要は業務の質を如何に高めるかだ。
引用;yahooニュース

まとめ

小池都知事が、定例会見で述べた、児童相談所の強化体制により、少しでも今回の様な痛ましい事件が減り、子どもにとっての安寧が、続く社会を願います。

子どもは、今は小さく弱い存在ですが、無限の可能性を秘めた存在です。

周囲の大人たちが、愛情をもって、正しく、健やかな成長を願って育めば、大変な時期もあるとは思いますが、いつしか大人になり、頼りになれる存在になるはずです。

全ての子どもたちが、いつの時代も楽しく笑顔で居られることが、社会を明るくすることだと思います。

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